今回は自宅のトイレ、アラウーノSを使って
10年経った感想と故障修理までを記事にしました。
10年前に新築した自宅にPanasonicさんのタンクレストイレ、アラウーノS(CH1101WS)を
設置して使っています。使用頻度は、4人家族で10年間です。
選んだ決め手としては
- タンクレスの見た目
- 他社より少し安かった
- 食器用洗剤の泡で汚れを落とす機能
- 泡で匂いや、はね返り軽減できる
- 掃除しやすい
- 工務店とPanasonicの繋がりがあった
以上の6つだったと思います。
少し気になる点は
- 食器用洗剤が入れにくい
- 掃除には中性洗剤のみ
- 水道管は隠せない
- 便座の裏が汚れやすい
以上4つが思い浮かびます。
そして今回初めての故障、修理までを記事にしました。
目次
選んだ決め手
タンクレスの見た目
当時は新築を建てるにあたりやはり見た目もカッコイイものがよく、タンクレスのスッキリした
スリムな見た目がよく購入を決めました。
他社より安かった
新築時には金銭感覚がおかしくなってしまうかもしれませんが、いろんなコト・モノを妥協して、
理想のマイホームを考えていた当時の私は常に値段を比較しながら購入を考えていました。
食器用洗剤の泡で汚れをおとす機能
食器用洗剤が入れれて、流すたびに洗剤洗浄が出来る機能がついていてとても魅力的に
感じたのを覚えています。
洗剤タンクにはトイレ用洗剤やその他の酸性・アルカリ・塩素系洗剤は使えません。
故障の原因になるようです。
泡ではね返りを軽減できる
泡で尿の飛散を防いでくれるので跳ね返り軽減してくれることと、
男性は立ったまま尿をすることも出来ること。
掃除しやすい
便器と蓋に隙間がないので掃除しやすいこと、Panasonic製品のキッチンカウンター
シンクなどでも採用されていたスゴピカ素材、有機ガラス系新素材を採用していること。
外部からのフチ裏、便器のつなぎ目など極限まで減らした設計なので掃除しやすかったこと。
工務店とPanasonicの繋がりがあった
たまたま契約した工務店さんがパナソニックに強い工務店さんだったため、安く購入出来た
ことも決め手の一つです。おかげで設備や建材の果てまでほぼパナソニック製品で統一されています。
少し気になる点
食器用洗剤が入れにくい
洗剤タンクのキャップを外して中性洗剤を入れるのですが、角度や洗剤の入り口が絶妙に小さいです。
私みたいに横着して洗剤ボトルで直接入れようとせずに、じょうごなどを使って入れると
こぼれたりすることがなくなると思います。
市販の台所用中性洗剤を原液のまま300cc入れることが出来ます。
新築当時はパナソニックの担当の方にライオン製品のmajicaを推奨されました、
アラウーノ専用の洗剤補充液も出ていましたが量も少なく割高だったこともあり
私の自宅ではmajicaを入れていました。
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掃除には中性洗剤のみ
オレンジオイルを含む洗剤や柑橘系の香りのもの、トイレ用洗剤ジェルタイプ洗剤、
ヤシの実洗剤などの天然の材料としている洗剤は効果が得られないようです。
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水道管は隠せない
我が家のアラウーノS(CH1101WS)は横から水道管がむき出しの状態です。
結構そこに埃などが溜まりがちです。皆さんいろいろな工夫して汚れないようにいますね。
新築時にあれこれ決めている中でトイレの形は決めたものの、水道管が見えてくる
までは考えていませんでした。
後からDIYで隠したり、工夫次第ではおしゃれなトイレになっている人も沢山いますね。
便座の裏が汚れやすい
やはり便座裏はどうしても汚れます。
我が家は週1回のトイレ掃除で綺麗に掃除しています。
初めての故障修理
水回りの故障は突然来るものです、大小どちらで流しても水の流れが悪い。
今までは、流せば一度便器の中の水が流れてなくなり、それから水が回転しながら溜まり
最後に泡が回転しながら溜まってくる。
今回はこの一連の流れにならず、水だけが少しずつ回転しながら水位を上げてくる、
自動便器洗浄の表示ランプが、点滅ピーピーピーとアラームが鳴る。
そして少しずつ水位を下げていく。何回流しても状況は変わらず。
私の場合は物価高騰の影響もあって故障の2週間前位から
安いトイレットペーパー(キッチンペーパーのようなとても固い紙)
に変えていたので詰まったかな?ぐらいに考えていたのでスッポン(正式名称ラバーカップ)
を急遽購入し、グポッグポッと押す引くの動作をしても詰まっている感触がなく
水がゆっくりと引いていきます。
※ラバーカップの正しい使い方種類などは別の記事で詳しく書きます
取扱説明書の「故障かな?」のページのストレーナーがつまっている。なのかとも思い
ストレーナー(ごみ取りフィルター)の掃除をしてみましたが変化はありませんでした。
(これをする場合は説明書通りに下に雑巾などを準備することをお勧めします)
ほかに「故障かな?」のページに当てはまるものがなく、
蓋裏に「修理ご相談窓口」の電話番号などの情報が書かれているので早速電話してみることに。
私の自宅のアラウーノS(製造2014年)の蓋裏には受付時間365日/9:00~20:00となっていますが現在は
365日/9:00~18:00に変更になっているようです。この日はすでに19時を回っていたので断念。
次の日、9時過ぎに電話して13時にはパナソニックテクノサービスの方に来ていただきました。
結局詰まりが原因ではなく、故障が原因でした。作業自体は45分ほどで終了しました。
修理内容としては
- 便器本体 リミットドック交換
- 便器本体 ターントラップ位置検知基板交換
- 便器本体 モータ軸交換
- 洗浄回路 制御基板交換
処理補足:洗浄水を流すターントラップとそれを制御する基盤に不具合がありますので交換致しました。
という修理結果報告書をいただきました。
修理費用
参考までに修理費用は
基本出張料 3,500円
修理技術料 8,500円
部品代 23,290円
消費税を含めて38,819円でした。
「修理完了後3ヶ月以内に同一部品で再度故障の場合は、無料修理対応させていただきます。」
と領収書にも記載がありました。
蓋裏には【想定安全使用期間】10年(一般家庭用に設置された場合)と書いてあります。
今回の修理でもうしばらく使えるよう願いますが、やはり突然の出費は痛いです。
新築時にいろいろと家電も新しくしたので順番に故障してくるのかもと思うと
少し怖いですが、特に水回りは使えなくなるとかなり困るので
すぐに修理に来ていただいて今回は本当に助かりました。
今回の症状などをネットで調べているとPanasonicのハイ・パーツショップのサイトがあり
そこで必要なパーツなども販売されているようです。
https://sumai.panasonic.jp/parts/
生産終了や後継品などの情報・おていれBOOKなるプロのアドバイスなどが載っていて参考になります。
トイレ以外のパーツも販売しているようで、今度何かあったら購入してみようと思います。
いつも思いますが壊れてから初めて調べる、はじめて取扱説明書を読むなどをすると知らなかった
発見がたくさんあるものですね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。